wago

高変換効率なパワーサプライに置き換えるメリット

CO2 NEUTRAL

カーボンニュートラルへの取り組みを推進するために、「まずは設備・装置に使用するパワーサプライを高変換効率な製品に置き換えましょう」ということをWAGOは提案します。制御盤内で消費される電力の約4割はパワーサプライによるものといわれています。ここを高変換効率な製品に置き換えるだけで、人もお金も必要以上にかけなくとも一定のCO2 削減効果を出すことができます。 世界最高レベルの高変換効率を誇るWAGO Pro2がもたらす効果をご確認ください。

上の動画をまとめた資料ダウンロード

高性能・多機能パワーサプライWAGO Pro2 シリーズ

高変換効率により節電とCO2 排出量削減を推進

パワーサプライの変換効率が高いほど、消費電力(損失)は少なくなります。
WAGO Pro2の変換効率は、世界最高レベルの96.3%(最大)です。
一般的なパワーサプライと比較すると、1台あたりの 消費電力(損失)に55Wの差が生まれます。
WAGO Pro2に置き換えるだけで、月間40 kWh (55 W x 24 h x 30 日) の節電につながります

また、変換効率が高いほどCO2 排出量も少なくなります。
変換効率5%の差により、1台の置き換えで年間226kgのCO2排出量を削減できます

WAGO Pro2に置き換えた場合のCO2排出量およびコストの削減効果をシミュレーションできます。

カスタマイズできる過負荷時制御

過負荷時の動作を自由に設定でき、負荷に合わせた無駄のない設計が可能です。

過負荷時制御機能(一例)

PowerBoost機能 始動時に大電流を必要とする負荷に対し、定格出力電流の最大150%を5s間出力できる機能▶ 突入電流を考慮せず定格容量から選定でき、電源容量を抑えることが可能
TopBoost機能 短絡した負荷ラインに対し、定格出力電流の最大600%を15ms間出力できる機能▶ 短絡した負荷ラインだけを確実に切り離し、他回路に影響を与えず稼働を継続させることが可能
ECP機能 1ch 電子式サーキットプロテクタを内蔵。任意設定しきい値でトリップ可能▶ サーキットプロテクタの外付けが不要、また定格容量を自由に変更可能

DI/DO信号によるリモート制御で、設備をスマート化

DI/DO信号によるリモート制御を行うと、さらなる設備のスマート化が可能です。

DI 信号 DI信号より「スタンバイモード」に切り替え▶ パワーサプライ単位で出力を一時的に停止させることができ、負荷の無駄な待機電力を抑えることが可能
DO 信号 DO信号より正常 / 異常を通知▶ 過負荷時や電流 / 稼働時間のしきい値超過時などアラーム発報させることが可能

通信機能オプションで「見える化」「予兆保全」

業界初の着脱可能な通信モジュール式でネットワーク化に対応できます。
フィールドバス通信経由でモニタリングおよびパラメータ設定が可能です。

モニタリング 電流、電圧、消費電力、稼働時間 など
パラメータ設定 電圧、しきい値、過負荷時動作 など

スタンダードモデル(出力電圧 DC 24 V)製品一覧

型番 変換効率 定格容量 出力電流 入力電圧
2787-2144 93.8 % 120 W 5 A AC 90 ~ 264 V
DC 130 ~ 240 V
2787-2146 95.3 % 240 W 10 A
2787-2147 95.4 % 480 W 20 A
2787-2448 96.3 % 960 W 40 A AC 180 ~ 264 V
DC 130 ~ 240 V
三相用 (注意:三相 200 V 電源には使用できません)
2787-2344 92.5 % 120 W 5 A AC 340 ~ 550 V
2787-2346 94.1 % 240 W 10 A
2787-2347 95.9 % 480 W 20 A
2787-2348 96.1 % 960 W 40 A
  • DC 24 V 以外の出力電圧モデル / リダンダントモデル / 船級モデル / コーティングモデルなども豊富にラインナップしています
  • 詳細はカタログをご参照ください